Alc.9%ながら、深い味わいと発泡感が楽しめます
日本酒の世界は考える人にとっては深く、広いもので、そうでない人にはおいしいか、おいしくないかを楽しめる数多くの種類があります。
新政の市場戦略は実に興味深いものがあり、マクロ経済を楽しんでいるなあというところもひとつですが、マニアックな顧客を楽しませることを忘れていないところが新しい考え方だと思えてなりません。
そのひとつが、新政・プライベートラボとして出してくる商品群。パイロットとして市場反応を見ているところもあるでしょうが、蔵元の挑戦が目の当たりにできること。
理解も誤解、誤解もまた理解、ということで、佐藤祐輔氏自身がどう考えているかはまた別の話ということにしておいてください。
この[天蛙]。Alc.10%以下、9度かも。加えて、「瓶内二次発酵酒」であるため、生存している酵母によるアルコール発酵が進みがち、とのこと。
興味深さにいまから心が躍っています。過去の経験則という括弧で括らないでお楽しみください。