日本酒書籍「あなたが知りたいと言ったから」という気まぐれ紹介。

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そう、いつでも答えは自分の中にある。

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【答えがないから面白い】
セミナー講師をやっていた時のこと。課題に対して意見交換をおこない、正解はないのかと訊ねられたことがあった。

過去のことに答えはあるが、未来のことには答えがない。経過観察をして、考えて、善処する。そして、中間の答えが連鎖するかのように弾き出されて、それが答えとしてなっていくと説明したら、それはズルいと言われた。

自分の答えがあっているのか否かに不安を覚えるものなのだろう。単に間違うことに不安を覚えているのであれば勘違いだ。人として生きている限り、間違いを紡ぐもの。開き直る覚悟が必要だ。覚悟とは責任を取るということ。

まして、形容詞で表現されることは自己に他ならず、他者が理解することができない。できたと言っても誤解である。

日本酒の本もさまざまなものが出ている。読み出したら切りがない。沼の入口に佇んで読むのであれば、こんなものはいかがだろうか?
日本酒 百味百題
小泉武夫監修 柴田書店 (2000/4/1)
もう20年も前の本であるため、増刷にはなっていなかった。でも、Amazonで古本を買うことができることを現認。ということはおトク感満載ですな。

日本酒の世界 (講談社学術文庫)
小泉武夫著
上記の「百六百題」を体系的にまとめたものと考えても良いでしょう。日本酒の話を系統立てて知ることができるものと言える。
*本書は1992年11月に中公選書より刊行された『日本酒ルネッサンス 民族の酒の浪漫を求めて』を改題、加筆修正したものです。

日本酒の教科書
木村克己著 新星出版社 (2010/2/1)
ビギナーズスタンダードとも言える概論書。日本酒は発酵学であるということに向かうための概要書と言える。言わば、入口の呼び鈴を押すための知識が得られるもの。

純米酒を極める
上原 浩著 光文社 (2011/1/12)
いわゆる読み物。図解はない。お勧め部分は第八章の上原流「利き酒」指南。さまざまな考え方がある中で知識としては知っておくべきひとつ。

ゼロから分かる! 図解日本酒入門
山本洋子著 世界文化社 (2018/3/3)
文字だけではなく、図解されているから分かりやすいと言えば分かりやすい。コロナ禍も手伝って、新しい設備を導入している蔵元も多いため、いまどきとは異なることの留意は必要。

dancyu (ダンチュウ) 2021年3月号「日本酒2021」
この季節は毎年、日本酒特集を組むdancyuの日本酒ムック。昨年一年の総括的内容となるが、トレンドを把握するためには良いかなと思える一冊。

思うに、ここまでで全体観が見渡せるのではないかと思います。知識は積むことができますが、経験は行動をしなければ積むことができません。彼方曰く、Don’t think, feel。まさにそれです。沼の番人はきょうも元気