青森県四社合同企画「SPRING DROP」という日本酒

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GW特別企画第二弾・水系違いによる味を楽しむ

日本酒を醸す際に最も影響を与えるものは愛情ではなく、水なのです。水にはミネラルがあり、そのミネラルを使って酵母が発酵していきます。Islander蔵元であり、醸造家・髙橋千秋さんに言わせれば「ミネラルは酵母のご飯のようなもの」だそうです。つまり、ご飯が違えば栄養も違い、結果、成長も違うということ。そう考えると分かりやすいでしょ?

今回の「SPRING DROP」に参加した蔵元4社は、陸奥八仙蔵、鳩正宗蔵、田酒蔵、豊盃蔵。この4蔵の水系は見事に分かれています。だから、味に違いが出る。それを整えるために酵母の調整をする。が、その酵母については明かされていません。私だけが知っている!と言いたいところですが、これは召し上がった方だけに口伝でお知らせする密約があるんです、ごめんなさい。
酒造りの条件はほぼ一緒。青森県の酒造好適米である華吹雪米を、特別純米酒となる精米歩合55%で醸す。ここで違って来るのは水と酵母。ミネラルと酵母の違いが味の違いになって醸されているという訳です。

醸造仕様がほぼ一緒なんて、早々あるものではありません。恐らくは、4蔵の腕比べであったのではないかという憶測もあります。誰が言い出したのか、これも休み明けに訊いておかないとなあ。

ということで、限定10名様、早い者勝ちでお召し上がりください。きっとその違いがお判りいただけると思います。GWのもうひとつの有意義な時間になればとご用意させていただきました。あなたの日本酒に対する知的好奇心を体感することで満足させてください。

あなたの日本酒に対する知的好奇心を揺さぶります。

青森県四社合同企画 SPRING DROP